ネットから取って来た画像をそのまま埋め込んでも印刷用には使えない。
※ まず著作権の問題があるので、勝手に画像を引用する事は出来ません。
そのうえで、 さらに、
著作権問題をクリアしたとしても、技術的に以下を理解して印刷しないと、
美しい印刷物になりません。
パソコンのモニターの中で
表示サイズが大きく見えても、
pixelが大きいだけで
実寸サイズでの解像度が低いと
印刷には使えない。
インターネット上の画像は解像度72dpiしかありません。
これをillustratorに配置して埋め込んで350dpiにしても、
無理矢理解像度を350dpiにしただけです。
引き延ばしてぼやけた画像を作っているだけなので、
印刷した時には大変汚い画像になります。
例えば、
Googleのロゴを使いたい場合、
ネットから取って来た画像は
そのまま解像度を350dpiにするとボケる
このような荒れた印刷物にしてしまわないためには
公式に公開されている高解像度のGoogleロゴをさがし
例えば実際に印刷に使用するサイズ(紙に印刷した時のサイズ)が
何cmなのかから逆算してダウンロードする。
このような行程が正式な印刷物に用いる場合には必要です。
企業ロゴデザインの移り変わり
http://www.nextglobaljungle.com/2008/02/adobeapplemicrosoftgoogle.php
汎用性の高い企業 のデータは公開されている場合も有る。
ベクター形式でロゴをダウンロードできるサイト
http://blog.verygoodtown.com/2010/03/eps-ai-logo-download-seeklogo-com/
公式にネット上に解像度の高いデータが出されていない場合は、
権利を持っている会社や相手方に、資料データを送ってもらうよう依頼する。
(許可を得るには、どのような用途で使用するのか等が問われる。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書体(フォント)にも著作権がある
フォントにも著作権があります。学校のMacに入っているフォントデータは学校が購入しています。
※inDesignで「パッケージ化」する際にはフォントデータがパッケージに入ります。
フリーのフォントでない場合は二次配布になり、違反行為となります。
これを防ぐために二次配布禁止のフォントには
受け渡しが不可能なプロテクトがかけてあります。
プロテクトがかかっていると
パッケージに入れることが出来ないようになっています。
その場合はフォントにアウトラインをかけることが必要になります。
○フリーフォントとは?
(商用利用可能なフォント=印刷物に使用可能なフォント)
※利用が可能な事をフリーと言っているだけで無料ではない場合も多々あります。
(商用利用可能なフォント=印刷物に使用可能なフォント)
※利用が可能な事をフリーと言っているだけで無料ではない場合も多々あります。
フリーフォント最前線 http://www.akibatec.net/freefont/
フリーフォントのCFONT http://cfont.jp/
アバウトフォント フォント関連リンク集 http://www.aboutfont.com/
2012年版、漢字も揃っている日本語のフリーフォントのまとめ
http://coliss.com/articles/freebies/2012-best-of-free-fonts-for-japanese.html
【デザイナー必見】最強の日本語フリーフォントのまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130244832975388701
※ダウンロードしたフォントデータが解凍できない場合は↓をダウンロードして下さい。
Mac OS10.6対応 Stuffit Expander
http://store.act2.com/smithmicrosoftware-stuffit-expander2011-mac-dl.html
ダウンロードしたフォントはどうしたら使えるの?
いまさら聞けない?Mac OS Xのフォントのインストール
使わないフォントをアンインストールする方法 (有料フォントをアンインストールしないこと。)
HD > システム > ライブラリ > Fonts
にあるフォントのうち使わないものをFontsフォルダ以外の場所に移動する。
(同じパソコンを使用している人が使いたい時には戻せるように
分かりやすい場所に置いておきましょう。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
○著作権/特許権
作品に©マークを付けて保護する
この©マークが法律的に認められているか?
実は、法律的には根拠がなく、誰が著作権を持っているかを表してはいない。
しかし、ポスターや写真に©マークがあると、その人が著作権を持っていることを多くの人が意識し、誰かが勝手にあなたの作品を盗作したり、コピー使用を防止できます。
©マーク、創作年、著作権者の名前を表示しておきましょう。
表示方法:©+著作権者名+最初の発行年
表示例 :©MekikiCreates.,co.ltd 2006
0 コメント :
コメントを投稿